蔵六のニユース
2023.05.17
蔵六ニュース 11号
蔵六ニュース 第11号
■印の用の美 というキャチフレーズを流行らせたいと思っています。
実用の美 ともいえるものです。
すなわち、ハンコです。
実際に生活に使用されている道具に使われる言葉です。用の美 という言い方をします。
職人が手仕事で作った生活道具には使われて現れる美があるという事です。
ハンコ屋さんは、一級技能士の彫刻という言い方をします。
技術という言い方を一級技能士に振り替えているのだと思います。
発想を変えて、ハンコの美 とは何? という観点から考え、PRの柱にしてみてはどうかという提案です。
その美は、印影にあると思います。印を押したその印影の美しさとは何?
大坂の三田村様からこの情報を提供していただいています。正確かどうかは自信がありません。
三田村様は5月24日より28日まで【はんこと大阪の文学】という表題で個展を開催します。会場は、スタジオステュディオメゾンダール10時よりです。皆様も時間がありましたら是非行ってみてください。私も24日に行く予定です。
■山梨の県立博物館で開催『印章:刻まれてきた歴史と文化』の企画展が終わりました。13000人以上の来場がありました。
私は『ハンコはこれからも国民の皆様の生活にお役に立ちつづけます』という事をどのようにして企画展の中で感じていただけるのかという事、業界としは国民の皆様にハンコが支持されるには何が必要か等々が大きなテーマで関わってきました。約一年間関わってきました。縦割行政の弊害、議員の先生の感度の鈍さ等々もありましたが知事は業界を応援していただいています。特に学芸員の皆様には頭が下がる思いでした。業界人でも印章の勉強をこれだけした方は少ないと思います。