蔵六のニユース

2023.07.06

5月23日ハンコ議連総会報告その①

 

今回の議連で二つの論点につき、先生方から厳しい指摘を役所にしました。

1,     柔道整復師の国家試験につき、拇印を使うケースがあるとの事。

例:サインをする際、利き腕が骨折等している場合に拇印で代替えしている。

この回答に関し、「なぜ信用性の高い印鑑押印にしないのか?」「印鑑の文化は我が国の個人信用を得るための伝統的なものである」

「拇印で対応などとはけしからん」など、会員の先生方から意見がだされました。

2,「デジタル遺言」の検討という記事掲載があった件につき、事実確認や厳しい意見が出されました。

   法務省回答:記事が掲載されたが、役所の現場でそのような話は全く上がっていない。

  この回答に関し、遺言なんて最も厳しい情報管理と確認が必要な手続きであり、ほかの簡単な手続きのものよりも先行して手続きをデジタル化するなど

もってのほかという意見が大半を占めた

今回の総会でも城内会長・中谷事務局長からは「デジタル化を進めるなと言っているのではなく、効率化を図ることは必要と思っているが、なんでもかんでもデジタルに移行することは、本人確認の不確実さや我が国の文化までをなくしてしまうことになる。我が国に根付く印鑑での信用を得る文化をなくさず、活用する事を強く要望する」と改めて役所へ周知しました。

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