蔵六のニユース
2023.08.23
蔵六ニュース・・18号
■ハンコヤドットコム、印刷大手のラクスルに身売り!!
これをどう見るか? 勢力図に変化、印章業界を冷静に見つめていく必要がある。
ともかくも、ラクスルの資料サイトを読んでみてください。
00. 印鑑ECのハンコヤドットコム を運営する株式会社AmidA ホールディングス(東証グ ロース:7671)に対する公開 買付け実施を開始
01. 株式会社AmidAホールディングス(以下AmidA社)に対する公開買付けの実施 • 本公開買付けに対して、AmidA社からは賛同の意見表明及び応募推奨の開示が なされ、またAmidA社大株主との間で本公開買付けへの応募契約を締結済み
■ラスクルは印章業界を2つの視点から見ているようです。
★ユーザーの拡大
印鑑はチラシや名刺、ダンボールに匹敵するトラフィックビルダー(新規顧客獲得の導入商材)となるポテンシャルを有する商材カテゴリー • 毎年の法人設立登記数の10%前後がAmidA社のサービスを利用 • 市場規模は1,500-2,000億円程度であり、市場全体の規模は緩やかに減少している もののEC化の余地が大きい市場である。
★クロスセルの機会
印鑑購入者は名刺、封筒などの事務用印刷等との併買が多く、当社の既存商材 とのクロスセル率が高いと想定 • 新規開業ユーザーが多いことから、当社持分法適用会社であるペライチ(ノー コードのwebサイトビルダーSaaS)とのシナジー機会も存在
■蔵六の意見
戦争記念日の15日、証券会社から電話があった。業界のIT最大手のハンコヤドットコムの状況を知るため、株を少し持ち情報をいただいていたが、突然の身売り、買い手は印刷の大手ラクスルという。ラクセルという会社についてはご自分で調べて欲しいが、プリントパックが競争相手でもあると思う。
私が知る限りでは、全国の印刷会社と業務提携等をし、お互いに仕事の配分等をし合っているという話も聞いた事がある。詳しく知っている方にはご教授願いたいと思う。
という事は、ラクスル本体がハンコヤドットコムのノウハウでハンコを売る以外に、グループの印刷会社もハンコを取り扱うようになってくると思う。ともかくも,ラスクルの子会社という事なので、今のままの体制はそのまま行くという事になるかもしれないが、シナジー効果をどのような形で展開するのか、送り込まれる新しい経営者達がどんな考えた方をしてくるのかも興味がわく。ともかく、注視する出来事には違いない。ハンコヤドットコムの創業者小川一族は数億円という現金を手にする事になると思う。
■添付情報
閉店のお客様よりの依頼品・・3点
木額(30×70)・メノー(20×7石のみ・台付き)・中国石(7センチ角)の3点
なお、いくらでもいいというので、」価格はお客の中で一番高くつけた方にお譲りいたします。店の飾りには最適です。