蔵六のニユース
2025.01.16
蔵六にユース・・52号 令和7年 新年号 ハンコの権威
蔵六ニュース・・52号 2025年・令和7年 新年号
テーマ:ハンコの権威
■新年あけましておめでとうございます。蔵六ニュース・・新年号を発信いたします。今年もよろしくお願いします。
■さて、昭和24年1月1日生まれの蔵六は、新しい年を迎え76歳になりました。業界にとって今年はどんな年になるのか全く不透明ですが、できる限りの業界関連情報と蔵六の提案と蔵六の考えを発信したいなという思いで新年を迎えています。
■今年の蔵六の宿題の一つは『印の権威』の復活が一つのテーマです。印の活躍できる場面を増やそうというテーマでもあります。
民間と民間の業務提携の儀式、行政と民間との業務提携にサインをする場面がありますが、捺印をするという場面が無くなってきました。これもハンコ廃止騒動の置き土産のようなもので、業の負の部分だと感じています。
調印式となるとハンコの出番があります。
この点もよく研究する必要があります。調印式ではければならない制度とか??
蔵六は印の権威の材料、素材を探し出しては、皆様に伝えていこうと考えています。皆様も是非、考えてもらいたいと思いますし、情報も頂きたいと思いますし、是非、ご協力をお願いします。
追加:蔵六が社会に発信しようと思っており、皆さんを巻き込みたいのは『ハンコの権威』です。
今や、行政や大企業群はハンコの必要性をデジタル化故に、ハンコでないやり方に等に置き換えていきます。
本音は、ハンコの必要性を感じていない事に大きな問題があります。
その傾向を見ていますと、ハンコの権威というものを大事にしない、必要性を感じていないのかなという場面を多く見る時代になってきました。
故に、ハンコが大事だよ、ハンコがあった方がいいよ、とかハンコ必要性を感じるような事の情報を伝えていく事が大事で、業界あげてハンコの使われる場づくり戦略をみんなでやっていきませんかと考えています。
一例を言えば、勲章を頂く時に、天皇陛下のハンコの印が無かったらどう考えるかという事に付きます。単なる紙に過ぎないものになり、何の価値観も見出せません。こんな原点を考えながら、印の活躍できる場づくりを業界で考えてみませんかという呼びかけを今年は考えています。
皆さんの知恵をお貸しください。
■2021年9月に発足したデジタル庁は、2022年6月からの2年間で、地方自治体の非効率な規制約96%にあたる7835件が見直し完了したという。これにより3.6兆円の経済効果が得られると試算されている。
『アナログ規制の見直し』という事は『書面でなければならない』という規制があったのを、デジタル化により効率的にできるようにしようということだとデジタル庁はいう。
この事を、我々業界は紙がある内はハンコでもいいじゃんかという論理で話をするが、行政は爪印にしろとか指紋にしろとかいう頑なな世界もある。力もなく悔しい世界ではあるが、この部分は権威も文化もない世界である。
ここは我慢しつつ、知恵や英知を出し合い、権威や文化の必要な世界は行政の中に一杯あると思うし、あたらなハンコの需要を増やす世界もあると思う。印の使われる場所を増やす運動こそ業界で取り組むべき課題ではないかと思う。
重ねて言うが、皆さんのご意見やアイデアを期待する。
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