蔵六のニユース
2025.04.19
蔵六ニュース・・59号
蔵六ニュース・・59号
■テーマは『付加価値』
山梨県の印章産業の起源は水晶の発掘が始まった文政年間と言われています。
明治時代の近代化政策により水晶の採掘が行われ水晶産業が発展し、その流れは印章、装身具、水晶貴石細工、ジュエリー産業と様々な地場産業に発展してまいりました。
甲斐の国、山梨県の地場産業を紹介する施設がかいてらす(山梨県地場産業センター)といいます。
ここに山梨県の業界の組合が協力し、匠コーナーとして印章の展示販売をおこなってきました。昨年より見直しが行われ、4月より県内の業者4社が分担して展示・販売・資金の協力をする事になりました。
モテギ㈱は、新たな試みとして『甲斐善光寺御祈願印章』を立ち上げました。
かいてらすから歩いて1分の所に甲斐善光寺があります。
甲斐善光寺は永禄元年武田信玄公により創建された甲斐の名刹です。
山梨の新しいブランドとして、甲斐善光寺にて御祈願を頂いた印材・ケース・化粧箱等を使用した印鑑を甲斐善光寺御祈願印章として展示販売を開始いたしました。
★印章販売には【印相印・吉相印】といい、運が良くなるハンコとして販売定着してきました。
八方篆書といい印面一杯に文字を入れ込む方法、姓名鑑定をして鑑定に基づき文字を入れ込む方法等々、いろいろな販売の仕組みがあり、お客様が納得してお買い求めいただく販売をしてきました。
これも、お客様が幸せになる形で『ハンコが幸具』という付加価値だと思います。
今回の付加価値は甲斐善光寺において祈願をしたその証に『お札』をお付けしています。
もちろん、お寺様にも説明してご協力をいただきました。
皆さんの販売のアイデアの一つとしてご参考にしていただきたいと思います。
甲府に来るときは甲斐善光寺さんにお参りをしてご利益をいただいてください。
■業界近況情報
業界紙4月号も読んでみたがはんこ屋さんに役に立つ情報は殆どなし??
★象牙の登録の更新が来年くらいから始まります。業界では国に対して更新料の値下げ要求を行います。現在、全国の業界の組織に呼びかけております。