蔵六のニユース
2021.10.26
甲州商人
甲州財閥 (こうしゅうざいばつ)とは、 明治期 の 東京 や 横浜 で顕著な経済活動を行っていた 甲州 ( 山梨県 )出身の実業家たちのことで、著名な人物は、 若尾逸平 、 若尾幾造 、 若尾璋八 、 雨宮敬次郎 、 根津嘉一郎 、 小野金六 、 穴水要七 、 小池国三 、 佐竹作太郎 、 神戸挙一 、 堀内良平 である 。 その中でも若尾逸平と雨宮敬次郎は二大巨頭と言われている 。 甲州財閥の実業家たちは協力し合うこともあったが、対立することもあった 。 例えば、雨宮敬次郎は1893年10月に 東京市街鉄道 の設立を申請しているが、若尾逸平は翌11月に 東京馬車鉄道 の電化を申請しており、東京市街の鉄道( 路面電車 )において二人は対立していた 。