蔵六のニユース
2023.09.13
蔵六ニュース・・21号
■蔵六の卒業した高校は甲府一高である。その甲府一高の探求科の生徒が『はんこ文化の
継承』というテーマで勉強した報告書をいただいた。山梨の伝統産業であるはんこが廃れて
しまう事を危惧しての事とある。押印廃止の動きの中で、現状として面倒などと、マイナスの
イメージで見られてしまっている。そこで、はんこの魅力を伝えていく事で山梨の伝統産業を
守り、さらに盛り上げていけるのではないかと考えての行動とある。ありがたい話である。
中に業界としても参考になる事もあり、蔵六ニユースで伝えていく事にした。ところどころに
考えさせられる部分もあり、皆さんの経営に生かしていただけると幸いであるし、探究した高校生も喜ぶと思う。
■探求の背景(印章業をこういった考え方で見るやり方は面白いなと感じませんか)
★上位課題(世界レベル)
SDGs?9産業と技術革新の基盤をつくろうヲ設定した。
★中位課題(全国レベル)
プラスチック製品の大量生産や輸入品の増加、便利な生活環境により、手入れが必要で価格が
高い伝統工芸品の需要は減少。約30年で五分の一に人手不足等でさらに減少という負の連鎖が起こっている。
★下位課題(県レベル)
山梨の六郷町は日本一のはんこの里として知られるが、現状として来店客数の減少、後継者の不足などが課題。
■探求の目的と意義
上記のような問題に対し、日本独自のはんこやはんこ文化を廃れさせないためにははんこの魅力をより
多くの人に知ってもらう。そして、はんこを身近に感じてもらう事、そして、はんこの存在意義を伝える。
我々業界人は、そういった事を目的に具体的に行動を起こす事が、ハンコ離れを引きとめる事になる。
業界の組織、各店舗で、考えていただきたいし、モテギも無い知恵を絞り、皆様に情報を伝えていこうと思う。
探求・・その?に続きます
■添付資料
★水晶県ドッココムのPR
水晶製品、宝石印鑑等々 卸価格はご相談ください。
★韓国製の青磁の壺
ハンコ屋さんのお店の飾りに最高なものです。
■モテギのシステム展 9月30日 甲府・モテギ本社ビルにて開催!!
★印章業界というより、ウエアプリントやSPグッズ関係の展示会になったOGBSには1300人位、
お店数で言えば1000店位が足を運ぶ。印章関係は60店より100店舗位が訪れる展示会に
なってしまった。
印章業界では全国の有力のお店で構成するJS会の皆様も勉強会で参加する数字を鑑みると、
いわゆる一般の印章店は殆どが出向かない現実が見えてくる。
業界の衰弱の形がこの数字の中にみられる。
それ以上に、この展示会には印章業のビジョンが全く描かれていない事もある。だから業界人が
行かない展示会になってしまったという事だろう。
★そんな事を考えながらではあるが、モテギシステム展はモテギ?らしい形で、お客様にプレゼン
テーションをできる事をメインに考えている。
システム展であるので、彫刻機、印刷機、レーザーの3大システムの新規導入、買い替え等を
考えているお客様は、時間や周りを気にすることなく相談できる利点がある。
また、印材やケース、朱肉からスタンプ関係等商品以外に、台木、合わせ版、から製造に必要な
商品群まで手に取って見られるという・・本社の在庫商品を格安で提供できるような企画もある。
ソフト面(販売ノウハウ)も、新しい企画を提案する事ができそうである。
印章店が、もう一つ幅広い経営に取り組むことができる『新しいノウハウ』を提供する準備が整う
。そのうち詳しく説明できると思う。