蔵六のニユース
2024.12.17
蔵六ニュース・50号
蔵六ニュース・・50号
■衆議院選挙が終わりました。山梨ではハンコ議連の中谷議員は比例復活、堀内議員は2区で勝ち、続けて業界を応援していただく環境は維持できました。一方、大阪は19の全選挙区で自民党が全滅、比例で一人が自民党復活という情けない有様になりました。ハンコ議連の宗清さんは落選、佐藤さんも落選、すべて維新にやられました。
大阪の自民党印章支部の皆さんとは印の存続の為に足並み揃えて行動していくのですが、地元に議員がいないという事に対しどのような活動体系をつくっていくのか悩ましい限りです。
ハンコ議連会長の城内先生は大臣に就任しました。ハンコ議連の会長を辞める事はないと思いますが、忙しさも半端でなく不安も感じています。
国会の状況もご承知のように与党の過半数割れなので、落ち着かない状況が続くと感じています。議連の先生方もそれどころではないのが本音かもしれませんし、来年は衆参同日選挙になりそうでもあります。
我々は印章制度を守るためにも先生方、議連への応援体制も考えていかねばならないと感じています。
印章は国の制度の上に成り立っている事を心しておかねばならないと思います。
■添付データーは、今年の顔、はんこ屋さんのインバウンド戦略・はんこ屋さんのSDGS戦略・ハンコ屋さんの電子印鑑(印材):ハンコ屋さんの未来印
これら商材は2025年度へ向けての指針でもあります。
■自由民主党山梨県印章支部は県への要望を提出しました。
3つ出しました。1つはインバウンド対応への協力のお願いをしました。
2つ目は、県内における行政が関わる調印等儀式の際の押印についてです。
皆さんの地元ではどんな様子なのか教えてください。
★電子契約社会になりつつありペーパーレス化により経費節減、効率化、合理化という響きのいい言葉で大事なものが失われていく日本社会でいいのでしょうか。印章は本人確認等の制度に使用されるものでありますが、歴史や文化という観点からは権威という言葉で表現される部分があります。
古くは印鑑そのものが権力であり権威でもある時代がありました。天皇陛下の即位でも印鑑が権力権威の象徴として取りあつかわれています。
よく、テレビで拝見しておりますが、行政と民間との契約の儀式があります。調印式と言えば、必ず印鑑を押すという儀式になります。
しかしながら、最近、サインだけで済まされている場面を多く見受けられます。
印章の地場産業を持つ山梨の業者としては情けない限りです。
せめて、山梨県だけでも、行政が絡む儀式には印鑑を押すという事をやっていただけないでしょうかというお願いです。
朱色のない提携書には重みを感じないという事、サインとサインという事は個人と個人がという観点が強調されますが、印の朱色があるだけでサインした方の背景の組織全体がかかわるというような重厚さが増すことは間違いないと思います。証の証明には権威が必要と思います。
是非、地場を育てるという意味においても、印の有効的な使用方法も考えていただきたい。
3つ目は国への要望です。内容は、象牙の取引に必要な制度の改正についてです。★象牙の取引に必要な制度があります。象牙の取引業者としての登録と取引の内容の報告の義務があります。
しかしながら、象牙取り扱いの新規登録費が高すぎる事、登録継続の更新料が高すぎる事、また、象牙である事を鑑定する鑑定料が高すぎる事(業者も増やせない・競争もない)の3つの料金の大幅な値下げの要求を政府にお願いしたいと考えています。
印章業者の職人は零細であります。こんなに高いならやめようという流れにあります。業界では、自民党の国会議員の皆様にお願いをして政府に陳情を検討しております。
登録税を90000円を9000円に
登録手数料33000円を3000円に
また、5年ごとの登録更新料32500円の大幅値下げを
因みに、個人タクシーの登録料は15000円である。
価格の根拠、登録税の使い道の説明を求めたいと思います。
(条件として全印協、全商工連の推薦が必要等も検討中)
★未確定ですが、法人の代表者の変更の場合+10万円かかるような情報があり、確認中です。
以上