蔵六のニユース
2025.03.18
蔵六ニュース56号
蔵六ニュース・・56号
■3月に入り業界の動向はどうなんだろうと思う日々でもありますが、皆様の環境はいかがでしょうか?
本当に残念ながら業界の情報はゼロです。印章と文具の業界紙を見ると、京都のハンコ屋さんの生き残り
として他業種とのコラボのお店を紹介し記事になっていました。蔵六的にはこの店の先代はいまどうしてい
るのだろうと気になりました。洒落たホンマの京都人という方でした。ハンコ屋さんの生き残りとして、
お店の一角を他の業種とコラボする仕組みは、いいヒントになるかもしれません。家賃は半分、人も半分、
経費も半分、ハンコ屋も生き残れる方法です。何か新しいビジネスで若者がスタートアップするにもいい
チャンスを与える事ができるかもしれません。
今年に入りヘビ印が業界を去り、また、アメイジングが業界を去りました。唯一業界を代表して展示会に
出展していましたが、これで印章業界はゼロかなと思いました。
しかし、ハンコの需要は間違いなくあるという事は実証されています。
身の丈を考えながら、いろいろな知恵を絞り挑戦するしかないようです。
■電子化・デジタル化の進展と印鑑の将来・・今年売るもの!!
近年、社会のデジタル化に伴い、印鑑の使用機会が徐々に減少しています。電子署名や電子認証システムの
普及により、多くの手続きがオンラインで完結するようになってきました。しかし、重要な契約や公的手続
きでは依然として実印が求められることがあります。
《電子化の影響》
・オンラインバンキングの普及により、銀行印の使用頻度が減少
・企業や行政機関での電子申請システムの導入により、認印の使用機会が減少
・一部の契約では電子署名が認められるようになり、印鑑の代替手段として普及
このような変化を踏まえると、今後印鑑の役割は変化していく可能性がありますが、完全になくなるわけでは
ありません。特に重要な法的手続きや伝統的な場面では、依然として印鑑が重要な役割を果たすでしょう。
『今年売るもの』
今年ハンコ屋さんが売るものシリーズ『キーシール』は、はんこ屋さんの印影を売る商いです. デジタル化
時代に、ハンコ屋さんのノウハウが生かせる、唯一無二の商品です。
ポケッタブルeシール KEYSEAL ? モテギ株式会社